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Channel: 「詩客」短歌時評
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短歌時評第139回「斎藤茂吉を語る会」からの贈り物 -結社のこれから 山口茂吉、AI。想像力に翼は生えて-大西久美子

     「斎藤茂吉を語る会」(2009年9月30日設立)に力を尽くされた藤岡武雄氏が、「平成30年度総会」(3月10日)を期に会長職を勇退され、雁部貞夫氏が後を引き継がれた。その最初の例会が11月4日、下記(各氏の敬称略)の通り、東京で開催された。 ・講演     「山口茂吉日記」を中心として 玉井崇夫 ・シンポジウム 茂吉の三高弟を巡って...

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短歌評のお詫び

 今回のいきさつに関しては、不適切な内容があったため関係者からご指摘があり、前の記事を削除いたします。  すべての責任は掲載した詩歌梁山泊「詩客」編集にあります。  該当記事にはSNSの記事からの憶測と受け取らかねない表現が含まれ、関係者にご不快を与える結果になりお詫び申し上げます。 詩歌梁山泊 「詩客」編集 森川雅美

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短歌評第31回 須藤岳史から服部真里子「ルカ、異邦人のための福音」へ

「異邦人のための綺想」...

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短歌時評第140回「コーポみさき」の生活と意見 濱松哲朗 

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短歌相互評第32回 辻聡之から遠藤由季「いいよね、シリウス」へ

作品 遠藤由季「いいよね、シリウス」http://shiika.sakura.ne.jp/works/tanka/2019-01-05-19800.html 評者 辻聡之  タイトルの「いいよね、シリウス」を目にした時になんとなく思い出したのは、遠藤さんの第一歌集の歌だった。   馬頭星雲抱くオリオンが昇るころコンロの青き火揺らして待てり(『アシンメトリー』短歌研究社)...

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短歌相互評 第33回遠藤由季から辻聡之「権力と花山椒」へ

作品 辻聡之「権力と花山椒」http://shiika.sakura.ne.jp/works/tanka/2019-01-05-19804.html 評者 遠藤由季 拝啓 蝋梅の香りのするこの頃、いかがお過ごしでしょうか。 先般拝読した辻さんの二十首にも「蝋梅」が詠われている一首がありましたね。   知らぬ家の蝋梅に鼻寄せおれば賑わしく小学生ら過ぎたり...

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短歌時評第141回 心と言葉 浅野 大輝

 二元論の困難 「心」という言葉を用いるとき、どのようなイメージをしているだろう。多くの場合、それは精神や意識と呼ばれるような、「身体」と対になっているものを指しているのではないだろうか?...

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短歌評 誰も一度も見たことがないもの 古田 嘉彦

 阿部完市は晩年「抽象俳句」という言葉を漏らした。言語が抽象ということに相似した出来事であるのは確かだが、詩、俳句作品で使われる多くの単語は具体的なものを指し示す。その点色の面と線によるフォルムが作る抽象絵画と並行関係にはならない。だが最近ミシェル・アンリの「見えないものを見る カンディンスキー論」(青木研二訳)を読み、二つを結ぶ考え方があるのを知った。...

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短歌詩評 わが短歌事始め Ⅲ 岡井 隆 酒卷 英一郞

 塚本邦雄初の全歌集『塚本邦雄全歌集』が白玉書房から版行されたのは一九七〇・昭和45年であつたと前囘記した。それではともに前衞短歌を牽引してきたもう片一方の旗頭、岡井隆の動向はいかがであつたか。...

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短歌相互評第34回 本多真弓から阿部圭吾「手のひらの海」 へ

作品 阿部圭吾「手のひらの海」http://shiika.sakura.ne.jp/works/tanka/2019-02-02-19854.html 評者 本多真弓  水族館(すいぞっかん)、と言うとき君の喉元を光りつつゆくイルカのジャンプ 「すいぞっかん」のルビに、くらくらした。これまで「水族館」という文字を見た時、わたしの脳内で再生される音はいつも「すいぞくかん」だったから。...

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短歌相互評第35回 阿部圭吾から本多真弓「バスがくる」へ

作品 本多真弓「バスがくる」http://shiika.sakura.ne.jp/works/tanka/2019-02-02-19859.html 評者 阿部圭吾...

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短歌時評第142回 2018年に読まれた歌集・歌書から-新しい扉- 大西久美子

    「短歌往来」2019年3月号の「50人に聞く2018年のベスト歌集歌書」は、50人の歌人各々が2018年に刊行された歌集歌書から3冊の歌集歌書をあげ、歌集歌書、あるいは、2018年の収穫についてコメントをつけ、内、一冊をタイトルとする特集である。...

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短歌時評第143回 欲望を超えるために 濱松哲朗 

 結局はこの話をしなければいけないのだと思う。欲望についてである。  東直子との共著『しびれる短歌』(ちくまプリマー新書、2019年1月)の中で、穂村弘はみずからが短歌を始めたバブル期を回想しながら次のように言う。...

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短歌評 わが短歌事始め Ⅳ 岡井隆(承前) 酒卷 英一郞

 岡井隆の歌業を、一九七二・昭和47年思潮?刋『岡井隆歌集』所收の初期作品「О(オー)」、第一歌集『斉唱』、『土地よ、痛みを負え』、『朝狩』、『眼底紀行』、そして以降の未完稿「天河庭園集」から、全卷を橫斷し、通底するテーマ別に俯瞰してきたが、今少し續けてみたい。  ここまで見てきたのは、先づごく初期のアララギ系先行作品の模寫、その嫋やかな自然詠。...

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短歌相互評36 鷹山菜摘から 森本直樹「からっぽ」へ

森本さんは私と同じ未来短歌会の方で、年齢も近いことを今回知りました。相互評を担当できて嬉しいです。 眠りたくなくて来ている喫茶店のケーキケースの下段からっぽ...

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短歌相互評37 森本直樹から鷹山菜摘「時空」へ

おかえりと言うように気をつけている あなたの来る日は靴もそろえて あなたの来ない日であっても、おかえりと言うように気をつけている。どのタイミングでかと言えばおそらく帰宅してすぐなのでしょう。ただし、普段靴は揃えない。 あなたが来る時は、一緒に玄関に入り、おかえりと言うのでしょうか、その後に靴を揃えて。 関係性が見えて面白いと思いました。 終わったよ 頭をなでる触れかたで眠りを白いシュレッダーにも...

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短歌時評第144回 空白と時間 魚村晋太郎

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短歌時評alpha(3) 権威主義的な詩客 中島 裕介

1.はじめに 1 2.「ミューズ」発言に関連して 2 (1)議論の前提共有 2 (2)想定される反論 3 3.「配慮」と「炎上」について(質疑応答) 4 (1)「加藤が欠いていた配慮とは、『炎上しないように気をつける』配慮だったのか?」 4 (2)「時評の文章(も、場合によってはこの文章も)は上から目線になっていないか。自分を正義の側においていないか」 6 (3)「ハラスメントではないのか」 7...

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短歌時評alpha(2) 氷山の一角、だからこそ。 濱松 哲朗

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短歌時評第145回 国際タンカ協会の順当な活動 間 ルリ

INTERNATIONAL TANKA (以後ITと略す)は日本歌人クラブ所属のTHE TANKA JOUNAL(1992~2017)の後継誌として2017年6月1日に第1号を発行した。発行しているのは、国際タンカ協会(International Tanka...

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